スー・チーさん“民主化に日本も協力を”
TBS系(JNN) 12月17日(金)6時42分配信
「対話こそ、最終的には最も良い方法です。だから求め続けていきます」(アウン・サン・スー・チーさん)
先月、7年半ぶりに自宅軟禁を解除されたスー・チーさんは、自らが書記長を務める旧最大野党NLD(国民民主連盟)の本部事務所でインタビューに応じました。スー・チーさんは解放後、軍事政権に対話を呼びかけていますが、軍政側はこれまでのところ何ら反応を示していません。
「対話の実現のためには、やらねばいけないことがたくさんあります。まず始めに、私たちは、軍事政権側の人だけでなく、民主主義のために活動している人たちの信用を高めなければいけません。これが一番良い方法です。だから、やらなけばならないことがたくさんあります。でも実現が難しいからといって、あきらめはしません」(スー・チーさん)
ミャンマーでは先月、スー・チーさんの解放直前に20年ぶりの総選挙が行われ、 軍政寄りの政党が圧勝しましたが、結果については慎重な見方を示しています。
「(ご存じの通り)選挙のプロセスについては、多くの批判があります。不法行為との批判もあります。NLDはこうした行為について調べるよう調査委員会を立ち上げました。十分な証拠が集まり次第、報告します。残念ながら、いつまでにということは言えません。私もまだ委員会のメンバーと会えていませんから」(スー・チーさん)
軍政に対する直接的な批判は避けたスー・チーさんですが、再び軟禁される可能性について、「排除できない」と述べました。
「(再軟禁は)ひとつの可能性にすぎません。私たちは長年拘束されたり釈放されたりを繰り返してきましたから、私だけでなくNLDの他のメンバーも、再び拘束され、投獄されるかもしれないという事実を排除することはできません」(スー・チーさん)
かつて日本に留学したこともあるスー・チーさんは、日本の人たちに対し、民主化勢力にも力を貸してくれるよう呼びかけ、日本政府の支援がまもなく発足する軍政主導の新政権だけに限定されないように呼びかけました。
「まず日本の皆さんにミャンマーの状況を知って欲しい。そして民主化の包括的プロセスにおいて支援が必要だと日本政府に働きかけて欲しい。先の選挙で選ばれた新政権だけに限定しないで欲しい」(スー・チーさん)
(17日11:01)最終更新:12月17日(金)14時52分
Where there's political will, there is a way
政治的な意思がある一方、方法がある
စစ္မွန္တဲ့ခိုင္မာတဲ့နိုင္ငံေရးခံယူခ်က္ရိွရင္ႀကိဳးစားမႈရိွရင္ နိုင္ငံေရးအေျဖ
ထြက္ရပ္လမ္းဟာေသခ်ာေပါက္ရိွတယ္
Burmese Translation-Phone Hlaing-fwubc
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Sunday, December 19, 2010
スー・チーさん“民主化に日本も協力を”
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